東北旅行 八幡平-盛岡

吹雪の中を彷徨うこと1時間半、ようやく渓谷が終わり平地が見えてきました。

川幅は広くなり、対岸の山も遠ざかります。やっと渓谷を抜けたのね、という感。

なに！？　平らな土地を目の前にしたときのこの安心感は！(笑)

流れのある川なのに、結構な面積が凍ってしまっています。

橋の上から今来た方向を振り返る。丁度ここが渓谷への入口だと良く分かります。

平地に出たからという訳ではないだろうけれど、風も収まって空には晴れ間が・・・。

本日のベストショットその7。渓谷の上空だって晴れ間です。やっぱり丁度天気の悪く風も強い時に渓谷を歩いて来てしまったんだなぁ。

ここまで来れば、八幡平駅はもうすぐです。駅の周辺には集落があり、気持ちがほっと安心します。人気のない嵐の中を歩いてきたので・・・。

あれっ！？　見慣れたミラーが頭だけ出してるよ。（笑）

八幡平駅に到着。湯瀬温泉駅よりも小さい感じがします。

だーれもいない駅前広場。観光案内板だけが色賑やかです。

屋根からの巨大氷柱と鯉のぼりの風車。春はまだまだ遠い・・・。

八幡平駅ホームより。風が吹いて地吹雪がしょっちゅう舞うような風景です。早く列車来ないかな～。

乗ったのは14：52発の列車ですが、強風の影響で少し遅れてやって来ました。この辺りでは、雪よりも風によって列車がストップするそうです。

列車の中は今までいた環境に比べると実に温かく、しばらくは外の景色をぼーっと眺めてましたが、すぐに睡魔に襲われました。　(_ _)zzZ

・・・・・。

・・・、はっ！　気が付くと列車は既に峠を越え、雪の少ない岩手県内陸を走行してました。空には雲の切れ間から夕焼けも見えます。

夕闇が迫り、空のグラデーションがきれいに見える時間帯。街も次第に明かりを灯し始めます。西の空には雪雲が見えますね。秋田内陸は今晩も雪なのでしょう。

これはなんでしょう？　答えは、窓ガラスに付いて解けた雪が再び凍ったもの！　外がいかに寒いかよく分かります。

2010.1.1 p.m.4：41 盛岡駅に到着。こんなに雪に覆われた列車の頭を見たことありますか！？

盛岡では約1時間半の接続待ちです。当然、改札を出てぶらぶらすることにしてました。

それでは今日はこのへんで。

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